ラリー奮闘記 ―おまけ―
February 8, 2009 4:16 PMニースから少し山中に入った
St.Paul de Vence(サンポール・ド・ウ゛ァンス)という城壁にかこまれた
小さな村のColombe d'Or(コロンブ・ドール)というクラシックホテルに泊まる。

この村には昔ラリーで知り合ったフランス人の友人が住んでいて、
もう70半ばになって、歩けなくなってしまったらしい彼に会いにいくのも
今回の目的のひとつ。
ここは芸術家の村として知られ、
シャガールは亡くなるまでここに住んでいました。
ホテルのダイニングでディナー。なかなかです。


芸術家の村St.Paul de Vence

敷石もアートしてます。


ニースの港にあるレストランでランチ。
ここのスープドポアソンはかなり美味でした。


その後、モダンアート・ミュージアムを見て、
街の中心をうろちょろしてサンポールに帰りました。

チーム最後のディナーは、
成功を祝って、そしてお疲れさん、でパスティスでの乾杯で始まり、
美味しく終わりました。

いまはニース・コートダジュール空港。帰国します。
読んでいただき、ありがとうございました。
ラリー奮闘記 ―終章―
February 6, 2009 9:13 PMモナコとニースの中間にある小さな港町
ウ゛ィルフランシュ・シュル・メールのレストランでランチ。

70年代80年代にモンテに参戦した時に常宿にしていたのがここ。
生牡蠣、ムール貝の塩ゆで、スープドポアソンを美味しくいただく。
ラリー中にひどく痩せられたので、おなかの引っ込みを維持したいのに…
まぁ、そもそも海外ラリーを始める時にモンテを選んだ理由のひとつが
美味しい食べ物とワインだったからしかたないですね。

海岸に建つ小さな教会の中はジャン・コクトーの壁画でいっぱいです。
ラリー奮闘記 ―ゴールへ―
February 5, 2009 4:19 PMあららららっ!
トラブルでした。
ペルティ峠というところでのテスト区間は雪道だったのですが、
登りのコーナーでスピンし、後ろを向いてストップ。
両側雪壁でUターン不能!
しかたないので、広い場所目指しバックで上る。
すると1分後スタートのクルマが追いついてきて、
抜けないので「ご対面」状態で走ることに。
ここで2分以上のロスで順位を落としてしまいました。

さらに…次のテスト区間では、
路上に転がっていた角ばった石を踏んでしまってタイアバースト。
しばらくそのまま走ったが、耐えられなくなり交換で、大きくタイムロス。
この二つで勝負は出来なくなってしまいました。
そんなこともありましたが、第4ステージをモナコにフィニッシュ。
このまま、20:00スタートでファイナルステージへ。
ファイナルステージは裏山コースを超ハイスピードで2周する250km。
テュリニ峠ともうひとつのテスト区間を2周し、未明にモナコに帰還。
クルマだけでなくクルーもサポートも
みんな熟成30年のチームは完走してしまいました。
ファイナルステージはやはり特にハイスピードで
余裕のないキツいステージでした。

ちょっとしたトラブルはありましたが、老骨に鞭打っちゃいました。

テュリニ峠のテスト区間では、とあるヘアピンカーブで、
わが「緩」サービス隊の一同が日の丸を振って応援していてくれました。

午後に成績が発表されました。
私たちのNo.15マツダRX-7は、第4ステージでのトラブルで減点がかさみ、
330台のなかで総合158位クラス20位でした。
チームの目標が「皆で楽しんで完走」でしたから、
目標は達成できたことになりますが、
初日の60位台から徐々に上に上げていこうと思っていた私個人としては
ちょっと残念なところです。

21:00から表彰式を兼ねたガラディナーです。
ブラック着用なのがモンテカルロラリーらしいところです。

21:00からのパーティー佳境です。まだまだ終わりません。
ラリーで疲れてるはずなのに、ヨーロッパ人、狩猟民族の凄さですね。
ラリー奮闘記 ―第2ステージ~第4ステージ―
February 4, 2009 2:13 PMまだ夜の明けないモナコのハーバー前から
第2ステージにスタートします。がんばります。
第1ステージ終了での成績は総合67位クラス13位でした。
第2ステージからはテスト区間が中心になるので、
レーシングスーツを着てます。


1分前のポルシェ904と峠を。

サービス隊の活躍には頭が下がります。


今朝のスタート写真も

第2ステージは500kmを走りウ゛ァランスでゴールしました。
途中4ヵ所のテスト区間がありました。
最後のサン・ジャン・ロワイヤンというところのテスト区間には
積雪の情報が入手できたので、
出前でサービス隊にスタッドタイアを装置してもらい、大正解。

中川ドライバー、還暦過ぎてるのにがんばってます。

第3ステージはウ゛ァランスをスタートし
ウ゛ァランスに戻る350km。
距離は短いのですが、コースの大半が山中なので、
厳しい一日です。そのうえ雨です。
8:00スタートに向けての私とドライバーにトラブルが!
ホテルからスタート地点に行くためによんだタクシーが
遅れたうえに、なんと違う場所に連れて行かれたのです!
到着したのはスタート5分前!
猪瀬さんが暖機をして、
スタートに並べてくれていたのでセーフでしたが、大いに焦りました。
途中にはやはり4ヵ所のテスト区間がありましたが、
ブュルゼにある区間が、降雪が激しすぎてキャンセルに。
タイムコントロールでは「緩」サービス隊から、
なんとカップヌードルとおにぎりがっ!!

雨の一日でしたが、無事フィニッシュできました。
明日の第4ステージは5:45スタートです。
皆、疲れてきてます。

早朝に第4ステージをスタートし、
既にテスト区間をひとつ消化。


タイムコントロールのオフィシャルと、タイムカード。
それに、コース指示書です。

あとテスト区間を二つこなして、モナコに向かいます。
ラリー奮闘記 ―メンバー紹介―
February 3, 2009 5:56 PM今回のチームをご紹介するのを忘れてました。
まずはドライバー。
スタート前にシャンパン飲んでた写真の中川さんは、
30年前に私のドライバーだったそのかたです。
サービス隊は、右からルシアン、猪瀬さん、鈴木さん。

猪瀬さんは、若い頃、伝説のドライバー生澤徹さんや
風戸裕さんのメカニックとしてヨーロッパを転戦し、
今や日本のレース界の重鎮のかた。恐れ多いです。
30年前も同行いただきました。

右が林くんで、中学からの親友です。ラリー経験あり。
フランス語堪能なので、今回はカントクさんです。
左は平岡くんで、高校からの親友です。
私のドライバーだったことあり。もう悠々リタイア生活。英語堪能。

あとは中川夫人と寒さ対策した私の奥さんです。彼女もラリー経験あり。
このほかにあと4名が応援隊として、時々現れてくれることになっています。
18:30過ぎに無事モナコにフィニッシュしました。
昨日のランチ以来、スープ1杯とエクレア1個でここまで来てしまいました…
モナコに入る直前のコースは、
モナコの裏山といえる峻険な山を越える設定になっていて、
テュリニ峠という、モンテの代名詞ともいえる有名なコースで、
最初のレギュラリティテストが行われました。
写真はその麓です。

これは、WRCモンテではSSと呼ばれ、
その区間にかかった時間がそのまま減点になるので、
早い者勝ちです。(このへんは連載その1を)
でも、今回のヒストリークでは、走るべき平均速度が与えられ、
常に正確に走っているかを隠れて計測されます。
速くても遅くてもだめ。
直線道路でしたら、ずっとその速度で行けますが
ヘアピンカーブもある山道ですからそうは行きません。
それで、私の場合は写真の特殊な計算機を使って、
10秒に1回ずつ、ドライバーに進み遅れを伝えます。

疲れますけど…
今晩はホテルで寝られます。




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