プロジェクト / 企画プロジェクト

SOZO BOX

日本郵便

#カルチャー #プロモーション #空間プロデュース

「送る」から「贈る」へ。
みらいの郵便局プロジェクト

日本郵政株式会社および株式会社JPデジタルによる、
みらいの郵便局プロジェクトの一環として
秋葉原にオープンしたお店「SOZO BOX」。
家族、友人、同僚など、誰かを想い、
その想いをさまざまな形で贈る体験ができる
新たな実証実験店の企画・運営をしています。

プロローグ

贈るを通じて
豊かな社会を
創りたい。

創業以来、多くの郵便や荷物をお届けしてきた郵便局。現在も多くの皆様にご利用いただいている一方で、日々コミュニケーションの手段は多様化が進んでいます。

郵便局をもっと1人1人に寄り添った拠点にできないか。人々が、ものを贈り合うことで日常的に想いを伝え合うことができる、そんな場作りを目指して実証実験がスタートしました。

まず私たちが考えたのは3つの「ソウゾウ」を体験できるというお店のコンセプト。贈りたい相手を「想像」してギフトを選んだら、自分でラッピングや装飾をして「創造」します。そして、ここにしかないスペシャルなポストに投函して「送贈」することで、誰でも贈りものに想いを込める楽しさを味わえる場に。

贈りものが、
想いを伝えるための
コミュニケーションツールになる。

第1弾として、オープンから約1年間、想いを届ける贈り本「SOZO BOOKS」を中心に取り揃え、たくさんの贈りものや想いを全国に届けることができました。

第2弾では、いつの時代も尽きない日常的なコミュニケーションの悩みに、贈りものが寄与できないかと考えました。

私たちは少し視点を変えて、実は一見コミュニケーションに悩みを抱えていなさそうな方でも、大事な場面や大切な人の前になるとうまく気持ちを伝えられない=”実はくちべた”になってしまう経験があるのではと着目。

誰にでもある言葉でうまく伝えられないシチューションに、ささやかで軽やかな贈りものを通じて「ありがとう、ごめんね、がんばって」と想いを届けるお手伝いをするお店にパワーアップしました。

テーマは、“実はくちべた”な
あなたの想いを代弁する
贈りもののお店

普段なかなか口に出せない想いを伝えるには、企画の力でどんなお手伝いができるだろうと考え、店内にはくちべたさんの背中を押すようなコンテンツを散りばめました。

相手を想像しながら贈りものを選ぶことができる物販のエリアでは、コミュニケーションや贈りものに精通するキュレーターの方が贈り方とおすすめのアイテムを提案。さらに、きもちを軽やかに伝えるのにぴったりな老舗入浴剤メーカーとコラボレーションしたオリジナルの入浴剤「きもち湯」も制作しました。

さらに贈りものに想いを込める楽しさを味わえるよう、人気文具店のバイヤーの方にご協力いただき200種以上のラッピング資材を揃えました。また花の形や茎、背景のデザインが変化し、10,000万通り以上の組み合わせの中からその時の想いを表現できる花が咲くオリジナルメッセージカードの生成サービス「Message Flower」も作成しました。

まだまだ続く挑戦、
みらいの郵便局プロジェクト

贈りものを通じて人々が日常的に想いを伝え合える、豊かな社会の実現を目指して。これからも郵便局による「送る」から「贈る」への新たな可能性探しは続きます。

Client:日本郵政株式会社
Planner+Creative Director:新田あずさ
Project Manager:近藤徹、長崎由依
Planner:大迫楓子、森真乃

SOZO BOX
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実施時期:2024年2月〜現在

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