プロジェクト / 企画プロジェクト
長崎◯◯LOVERS
長崎市
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あなたの〝スキ〟を 発信するプラットフォーム
「長崎◯◯LOVERS」とは、◯◯の部分に 〝スキ〟な、モノ・コト・バショを自由に入れて、 長崎市民一人一人の〝スキ〟で 長崎市を盛り上げていくプロジェクト。 自分の〝スキ〟を発信し、 〝スキ〟な人同士がつながることで 結果的に町の魅力が浮き彫りになっていく。 市民主導かつプラットフォーム型の企画です。
プロローグ
「スキ」の熱量が、 地域の価値に
長崎市の”人”の魅力を発信したい。というのが、ご依頼の中心でした。長崎市の課題としては、歴史的背景を見ても非常に色濃く、出島に中華街、坂本龍馬に平和公園、ちゃんぽんに長崎くんち…。とにかく資源に溢れる長崎市の課題は、観光的(表面的)な価値が前に出すぎてしまい、長崎に暮らす人たちの温かみや、居心地の良さ、が伝えられていない、ということ。 企画をする上で現地で過ごして気づいたことは、皆とにかく長崎がスキだということ。地元に誇りを持って、自分の町や好きなことを楽しそうに話す姿を見て、この熱量を繋いで発信することこそが、今の長崎市に必要なことだと思いました。
LOVERSを知る
プロジェクトのはじまりは、長崎市にあふれる「スキ」を聞いて回ること。人のツテからツテへ、学生からお年を召した方まで。とにかく会いに行きました。 そして、企画の中心になっていただける方を集め、市民から”スキ”を発信する、という形を作ることで、真似るように町中の市民に波及していくきっかけを作りました。 その後は、イベントやテレビ番組との連動、facebookやinstagramを活用したキャンペーンなど、様々な方法で市民の方々を巻き込み、自分も発信者側になれるんだ、という気持ちを高めていきました。
LOVERSになる
市民が自分の「スキ」を発信する仕掛けをいくつか作りました。一つはinstagramで#nagasakiloversとつけて投稿するだけ。2017年の立ち上げ時には、「#nagasakiloversをつけて、みんなの投稿で一冊の本を作ろう」という企画を実施し、期間中にハッシュタグをつけて投稿された写真から選ばれた作品は、長崎・東京での展覧会とBEST LOVE BOOKというオリジナルのフォトガイドブックに掲載されました。 2017年秋から開始して現在では8.1万件の投稿が集まっており、長崎を知る市民運用型のメディアとして活用されています。
もう一つはfacebookグループ。「長崎スイーツLOVERS」「長崎協会LOVERS」など、お手本となるグループをいくつか最初に作り、そのグループに入ることも出来るし、自分で自由にグループを作ることもできる、というルールを作りました。グループは次々と増殖し、もっともメンバーの多い「長崎スイーツLOVERS」は現在1,000人を超えるグループページになっています。instagramもfacebookも、市民が自分の「スキ」を共有できる人たちとの間で楽しく語り合う、その様子を外の人がのぞき見する。それこそが地域の隠れた魅力を発信するだと思います。
LOVERSを楽しむ
「スキ」を発信した市民=LOVERSの偏愛を、その熱量のママにまとめたガイドブックが「LOVE LETTER」。市内各所にOVE LETTER SPOTとして専用ツールが設置され、観光客や市民の方にも街の魅力を発信しています。
Client:長崎市 Super Visor:小山薫堂 Producer:佐藤剛史 Director:堀尾優
長崎LOVERS HP
実施時期:2017年10月