プロジェクト / 事業プロデュース
YANMAR MARCHÉ TOKYO
ヤンマーマルシェ
- #空間プロデュース #食
東京八重洲で
「育てる人、つくる人、
食べるのが大好きな人」をつなぐ
エンジンや農耕器具の開発で
日本の食産業を支え続けてきたヤンマーが、
わたしたちの食卓に美味しさを提供する取り組みをスタート。
レストラン、物販、イベントなど
様々な発信が可能になる拠点をプロデュース。
「美味しさのターミナル」として完成させました。
プロローグ
オレンジグループの総合力で
東京八重洲に、
「美味しさのターミナル」を
東京駅の八重洲口を出ると最初に目に飛び込んでくるビルの1つが、ヤンマー社の東京における拠点。
古くから大切にされてきたこのビルのリニューアルに伴い、一般のお客様も楽しめる複合施設として生まれ変わる低層階にオープンするいくつかの業態のプロデュースを、オレンジだけでなく食の下鴨茶寮、空間・デザインのGCCなどグループのさまざまな側面を活かして担当することになりました。
単なる「レストラン」ではない
ヤンマーマルシェの
「ブランド発信拠点」として
ヤンマーマルシェは、ヤンマー社の知見・資産を活かして「美味しさのぜんぶをつくる」ことをビジョンとする企業。
そのブランド姿勢を体現、体験、発信するための場所をつくることを目指してプロジェクトがスタート。
ビルの2Fに位置するヤンマーマルシェの発信拠点を「YANMAR MARCHÉ TOKYO」と名づけ、食をめぐって、育てる人、つくる人、食べるのが大好きな人をつなぐ「美味しさのターミナル」をコンセプトに。
六本木の「ラ・ブリアンツァ」をはじめ、都内を中心に多くのレストランを手掛ける奥野義幸シェフがプロデュース、小山薫堂が監修するレストラン「ASTERISCO」、航空会社のANAが手掛ける地域の魅力・産品を発掘するショップ「TOCHI-DOCHI」をメインの機能としながら、レストランとショップが有機的につながり、イベントやコラボレーションを生み出せる場として業態・空間デザイン・ロゴなど…トータルで仕上げていきました。
お弁当は、
おいしい「メディア」
同時に、ビルの地下1Fにオープンするヤンマーマルシェ直営の海苔弁店の業態をプロデュース。
ヤンマーマルシェ社、ヤンマー社が手掛ける「食のすべて」に関わる多様な展開を、お弁当というかたちに詰め込むお手伝いをしました。
ヤンマー社の原点でもあるお米の上に、農畜水さまざまなめぐみが乗って、最高の海苔弁を作り上げる。
そのストーリーそのものがおいしさの秘密です。
お弁当だけでなく、お店の設えやロゴデザインも含めて手がけています。
日本中とつながって
美味しさを発信する「首長丼」
YANMAR MARCHÉ TOKYOと海苔弁八重八が日本中の生産者や食のプレイヤーと繋がっていくこと第一弾の展開として、熊本県とのコラボレーションを実現。
あか牛のブランドが先行する中、もっと広く知ってもらいたい「くまもとの黒毛和牛」にフォーカスして熊本県知事プロデュースの丼メニューを作る「首長丼プロジェクト」を実施して、全国の自治体とのコラボレーションのモデルとなる展開を実現しました。
熊本県との取り組みではくまモンにも協力を仰ぎ、黒毛和牛を中心にオール熊本県産の丼メニューが完成させ、さらにショップエリアでは熊本の産品を購入できるショールーミング物産館を展開。
合わせて八重八の海苔弁ともコラボレーションして海苔弁の上に黒毛和牛がたっぷり乗った「くまの重」を販売し、施設をあげたコラボレーションで熊本と八重洲の盛り上げを目指しました。
Client:ヤンマーマルシェ株式会社
Executive Producer:小山薫堂
Producer:萩尾友樹
Project Manager:木村陽一
Planner+Creative Director:新田あずさ
Planner+Director:深尾麻鈴、堀越彩、小林輝
Food:野口拓勇(下鴨茶寮)
YANMAR MARCHÉ TOKYO
海苔弁 八重八
実施時期:2020年12月〜2023年1月