プロジェクト / 企画プロジェクト

THE LIVING GARDEN

フェニックス・シーガイア・リゾート

#デザイン #プランニング #旅 #空間プロデュース

東京から2時間。
いちばん近い
海外品質のリゾート。

フェニックス・シーガイア・リゾートの
リニューアルの目玉として、
もともとあった中庭をフルリノベーション。
宿泊者向けの専用プールとBARなどを設置。
朝昼晩、お部屋以外の居場所を提供することで
リゾートの過ごし方を多様な形で提供しています。

プロローグ

お客様の
居場所と過ごし方
を提案できる空間

かつて、シーガイアの課題は、その客室数に比べて共用部が少ないことにありました。そこでリニューアルの目玉となったのが、中庭エリアの再開発。従来であれば、夏季に賑わいが集中してしまいがちな南国リゾートで、いかに一年を通じて楽しみ方を可変できるかということが最大のポイントでもありました。

まるでリビングのような
プールサイド

居場所をつくる、つまり、居心地が良い場所をつくる。そんな発想のもと、プールサイドにはデッキチェアからソファまで、多彩な家具を設置することで思い思いに過ごす時間を提供しました。

また、朝昼晩で空の色とホテルの灯りが水面に反映されることで、まったく異なる表情が浮かび上がるのも居心地を創り出す演出の一つになっています。

夏も、冬も、
過ごし方の楽しみ方
が変わる。

このTHE LIVING GARDENには、プールサイドに加えて、ふたつの居心地をつくる空間を設けています。ひとつは「水辺のガゼボ」。この空間は、夏場はプールを楽しむための予約制プライベート空間に。冬場はホットワインを楽しみながら星空を眺める、「かまくら」のような空間になります。

ふたつ目は、「焚き火のリビング」。文字通り、焚き火を囲むソファは偶然居合わせたお客様同士で会話を楽しんだり、ご家族で焼きマシュマロを楽しみながら語り合う団欒空間になります。

黒松林に囲まれた
シンボリックなBAR

THE LIVING GARDENを象徴する「KUROBAR」は、高台にある4面ガラス張りの空間。プール越しにホテルを見上げることができる、異国にいるような錯覚をもたらすBARを目指しました。

THE LIVING GARDENは、ひとつの場所に多様な空間が共存していることで、ホテルスタッフのアイデア次第で、一年を通じて様々な過ごし方を提案することができ、シーガイア全体の顔となっています。

Client:フェニックスリゾート株式会社
Executive Producer:軽部政治
Producer+Planner:萩尾友樹
Design:waso design

THE LIVING GARDEN

実施時期:2017年7月〜現在

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