プロジェクト / 企画プロジェクト

旅する日本語展

日本空港ビルデング

#Web制作 #デザイン #広告プロデュース #広告制作 #旅

羽田空港の広告スペースに
新たな価値を

羽田空港の出発ロビーを、
旅と日本語をテーマにした
「アートギャラリー」にするプロジェクト。
それぞれの作品が、
旅行者のこれからはじまる旅、
終わる旅に少しの旅情感を添え、
その旅立ちを見送ります。

プロローグ

広告スペースを
アートギャラリー
として活用する

羽田空港第1ターミナル2階出発ロビーにある、北ウィング南ウィング合わせて22箇所の広告スペース。これまでの看板広告とは異なる表現で、このスペースに新しい価値を見つけることができないか、そんな依頼をいただきました。
そこから旅を想起させる美しい日本語と、その言葉にまつわる物語、さらに物語を彩る絵があるアートギャラリーとして活用する試み「旅する日本語展」が生まれました。

旅にまつわる
日本語を発掘する。

このプロジェクトのベンチマークとなったのは、小山が執筆した「恋する日本語(幻冬舎)」でした。辞書に載っている恋に関する単語を拾い上げ、その単語をテーマにしたショートストーリーとイラストを綴った書籍です。
まずは旅に関する単語を見つけるべく、様々な辞書を読み解き、耳慣れないけれど、美しい日本語たちのリストが出来上がりました。

単語から
物語を生み出す。

旅に関する11単語をテーマに、小山が11のショートストーリーを執筆し、それぞれにイラストを添え、「旅する日本語」は完成します。
これまで、片岡鶴太郎さん、小池アミイゴさん、信濃八太郎さんにイラストを手掛けていただきました。

2020年施策 已己巳己(いこみき)の作品。テキスト:小山薫堂、イラスト:信濃八太郎

広く知ってもらうための
投稿キャンペーン
「私の旅する日本語」

「旅する日本語」というプロジェクトを広く認知してもらうため、各SNS利用者へ向けた投稿キャンペーンがスタートしました。たくさんの人が旅に出る夏休みに実施し、テーマとする旅する日本語と、旅の思い出を合わせて投稿してもらいました。

これまでのキャンペーン全4回の総応募数は、約10,000件を超え、旅の魅力を再発見するきっかけにもなりました。

Client:日本空港ビルデング株式会社
Executive Producer:小山薫堂
Project Manager:木村陽一
Planner+Director:堀越彩

実施時期:2016年4月〜現在

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